浜田浄「Ebb & Flow ―続くあしあと―」 ギャラリートーク「現代アート史の裏話」の開催のご案内
画業約60年にわたる浜田浄のこれまでと今、そしてこれからを展示する本展にちなんで、戦後、特に70年代〜現在までのアート界の裏話をテーマにしたトークイベントを開催いたします。
戦後美術の変遷を学校の授業や書籍を通してご存知の皆様は多いと思いますが、実際にその時代を知っている 方々から実話エピソードや、ちょっとした裏話等のいわゆる「生きた話」を聞く機会はあまりありません。 そこで、本イベントではギャラリストとして多くのアーティストと接してきた川船氏とアーティストとして60年代から活動してきた浜田氏、そしてファシリテーターにアートメディアとしてご活躍の功刀氏を迎え、美術 史に名を残す作家たちの裏話や交流、ちょっとしたエピソード、当時のアート市場などなど、ご経験を振り返 りながらお話いただきます。実際のエピソードを通して、70 年代から現在までのよりリアルな美術史を是非お楽しみください。
【イベント概要 】
開催日時|2023 年 3 月 18 日(土) 15 時~ 16 時 30 分
ゲスト|川舩 敬 氏 (ギャラリー川船 代表)
浜田 浄 氏 (アーティスト)
モデレータ―|功刀 知子 氏 (以心伝心 代表取締役)
参加|無料
【参加申込は下記まで】
√K Contemporary
Tel: 03-6280-8808 | Fax: 03-6280-8809 | Email: info@root-k.jp
本展の詳細はこちら→ https://root-k.jp/exhibitions/kiyoshi-hamada-ebb-and-flow/
【ギャラリートーク 登壇者のご紹介】
ゲスト|川舩 敬 氏(ギャラリー川船 代表)
東京・湯島にあった羽黒洞で経験を積んだのち、1983 年に東京・日本橋にてギャラリー川船をオープン。(ギャ ラリーはのちに京橋へ移転)戦前戦後の物故作家から現代美術まで幅広く取り扱っている。
ギャラリー川船 Web: https://kawafune.com/
ゲスト|浜田 浄 氏 (アーティスト)
1937年 高知県生まれ。1961年 多摩美術大学卒業。 大学卒業後、戦後の現代美術界に大きな影響を与えた斎藤義重との出会いなどを経て、独自の抽象表現を追求。初期には版画作品を手掛けていたが、その後様々な手法で特有の世界感を築き上げ、「描く、削る、引掻く、重ねる」といった身体行為の反復と時間の集積によって精緻且つ精神性の高い作品を生み出している。60年代から現在に至るまで国内外を問わず多くの展覧会で精力的な活動を重ねる。2015年には、練馬区立美術館で初の個展「浜田浄の軌跡-重ねる、削る、絵画-」が開催され、海外アートフェアにも出展、今後大規模な個展も予定されている。
アーティスト Web: https://root-k.jp/artists/kiyoshihamada/
モデレータ―|功刀 知子 氏 (以心伝心 代表取締役)
1969 年、山梨県甲府市生まれ。92 年慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史専攻を卒業。
美術専門の出版社に 25 年間勤務し、美術雑誌の編集、営業に携わる。 2018 年に独立、株式会社以心伝心を立 ち上げる。美術書や画集の編集、原稿執筆、美術家達のプロモーション活動をする他、2021 年より公募「絵と 言葉のチカラ展」を運営する。2022 年一線を行く 10 人の美術家の語り下ろしをまとめた『美術家たちの学生 時代』(芸術新聞社)を刊行。現在、『芸術新潮』で「山下裕二の新・今月の隠し球』を担当、編集者タヌキとし て登場。