パク ソヒョン
Sohyun Park (삿갓)

WORKS

  • Mon Village, 2019

  • Tour NTT, 2018

  • Winter Lake, 2013

  • Nuit ètoilée sur la loire, 2020

  • Organized Time, 2018

  • River Gull, 2019

BIOGRAPHY

韓国生まれ。

2019年にThe École des beaux-arts de Grenoble (グルノーブル美術学校)にてDNSEP(Diplome National Superieur d’Expression Plastiques:造形表現に関する高等国家免状)を取得。現在はフランス、リヨンを拠点に活動。

地理的な位置の変化がどのようにしてテリトリーになるか、をテーマとして作品を制作している。自身が訪れる場所の歴史的出来事や個人的な日常の出会い、記憶、空間、時間、はかなさをその土地の記録と共に表現する。

ヨーロッパ、韓国で数々のグループ展に参加、個展も開催している。

Instagram
Drawings|@satgat__
Painting|@satgat_
Sculpture/Installation/Photography|@le_chapeau_de_bambou

 


 

【作品についてのコメント】

記憶、空間、そして夢の中の都市 。
私の作業は、私の足跡に沿って始まる。フランスから韓国に、そして再びフランスに。
時には近隣の国に行き、帰る、ということを繰り返してきた。
フランスの中でもトゥールからアヌシー、そしてグルノーブルと場所を転々とした。
この数年間の旅を経て、私は自分が留まった場所とそこに関連する事象を観察し、場所の記憶と歴史、空間、時間、そして空虚さを繋ぐ媒介体となった。
常にノートを持ち歩き、一つの都市を通るたびに、その街の記録をし、それをもとにインク、色鉛筆、ボールペン、アクリルを使って、記憶を反映した地図を作った。
この主観的な地図には、その都市での個人的な記憶と、共同体の記憶が溶けこみ、記憶に残る場所、旅の中で出会った瞬間、流し聞いた話、風景、動物など、無意識に閉じ込められていたものが新たに再構成された。
これらの地図から選んだいくつかの建物の建築モデルを段ボールで作り、都市を混在させた全く新しい都市を誕生させたこともある。
記憶の場所や建築の一部分を紙、木の葉っぱなど、壊れやすい材料を使って実際の大きさに再現したりもした。
このような作業は記憶を空間化するとともに、一瞬の夢のように消える記憶の脆弱性を意味している。

[個展]

2021      「We never went to the moon」 Les Trois 8(ルゼ、フランス)

2020      「Les villes flottants」 Yoonion Art Space(ソール、韓国)

2020      「Rivière」 Galerie épice(大田広域市、韓国)

2020      「Où allons nos mémoires」 H Contemporary Gallery(城南市、韓国)

2019      Mémoire Fantôme, Galerie de Philippe Durand(サンテティエンヌ、フランス)

2019      Trap Ellun, MJC Aix – les – bains(フランス)

[その他の展示]

グループ展

2021     「線のカタチ –Linework- √K Contemporary(東京、日本)

          「 La conqête de l’espace 」San Marcuola Atelier Galerie(ヴェネツィア、イタリア)

2020     「Christmas Crackers」H Contemporary Gallery(ソンナム市、韓国)

          「#social 2020」CICA Museum(キムポ市、韓国)

          「And, New」57th Gallery(ソール、韓国)

          「ASYAAF 2020 (Asian Students and Young Artists Art Festival)」Hongik Museum of Art, Hongik University(ソール、韓国)

          「< Encounters >」 (オンライン展) Our Softest hour(シンガポール)

2019     「Hors Pistes」La Vigie(ニーム、フランス)

          「Exposition de Finaliste Residence Artistes, Cimaises」l’ancienne école des Beaux-Arts de Saint-Étienne(サンテティエンヌ、フランス)

2018     「Retour de Mobilité Internationale」Maison International de Grenoble(グルノーブル、フランス)

          「Annecy Paysages」Bonlieu Scène nationale(アヌシー、フランス)

          「Identity Tripping」ESAAA – école supérieure d’art annecy alpes(アヌシー、フランス)

2012     Atelier Z(パリ、フランス)

 

レジデンス

2021     Factatory – Galerie Tator(リヨン、フランス)