原口 典之
Noriyuki Haraguchi
WORKS
BIOGRAPHY
1946年神奈川県生まれ。1970年日本大学芸術学部美術学科卒業。
60年代後半から美術家としての活動をはじめ、1977年、国際展「ドクメンタ6」(ドイツ、カッセル)で日本人作家として初めて選出される。鉄やポリウレタンといった工業製品に使われる素材を用いた作品や、軍用機の形を原寸大で再現させた立体、金属のプールに廃油を満たす作品など、意味や機能をはぎ取りながら、物体あるいは物質そのものの在り様を提示する作品を制作。主な個展に『NORIYUKI HARAGUCHI』(レンバッハハウス市立美術館、ミュンヘン、2001)、『原口典之 ‒ 社会と物質』展(BankARTStudio NYK、2009)。そのほかグループ展では、『(C)Overt』P.S.1 (ニューヨーク、1988)、『現代美術への視点-色彩とモノクローム』(東京国立近代美術館、1989)、『1970年‒ 物質と知覚 もの派と根源を問う作家たち』(岐阜県美術館、1995)、『重力 ‒ 戦後美術の座標軸』(国立国際美術館、1997)、『TOKYO 1955-1970 : 新しい前衛』(ニューヨーク近代美術館、2012)など多数。2020年、74歳で死去。
Public Collection:
大分市美術館、目黒区美術館、豊田市美術館、福岡市美術館、Tate Modern(London, U.K.)、Teheran Museum of Contemporary Art (Teheran, Iran)、Museum of Modern Art (New York, U.S.)
- [個展]
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2001年 「Noriyuki Haraguchi」」/ Städtische Galerie im Lenbachhaus(ミュンヘン)
2020年 「wall to wall Noriyuki Haraguchi」/ √K Contemporary(東京)
2021年 「Art Fair Tokyo 2021」/ √K Contemporary(東京)
- [その他の展示]
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1977年 「Documenta 6 」(カッセル・ドイツ)
1988年 「(C) Overt」/ P.S.1(ニューヨーク)/ 東京国立近代美術館(東京)
1989年 「色彩とモノクローム : 現代美術への視点」
1995年 「1970年 – 物質と知覚 もの派と根源を問う作家たち」/ 岐阜県美術館(岐阜)
1997年 「重力−戦後美術の座標軸」/ 国立祭美術館(大阪)
2000年 光州ビエンナーレ(韓国)
2008年 Kunst-Station Sankt Peter Köln(ケルン・ドイツ)
2012年 「Tokyo 1955–1970: A New Avant-Garde」/ ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)
2017年 「Noiryuki Haraguchi」/テヘラン現代美術館(イラン)
2020年 「√K Contemporary Collection 2020」/ √K Contemporary(東京)