藤松 博
Hiroshi Fujimatsu
WORKS
BIOGRAPHY
1922年長野県生まれ。1945年東京高等師範学校卒業後、49年から9回にわたり無審査自由出品形式の「読売アンデパンダン展」に出品。近代日本を代表する美術評論家の瀧口修造をはじめ、多くの評論家から高く評価された。53年タケミヤ画廊(東京・神田駿河台下)で初の個展を開催。57年「前衛美術の15人展」(東京国立近代美術館)に出品、58年に渡米し、2年半ニューヨークに滞在。帰国後は人体の形象をとりいれた連作を発表した。96年、74歳で死去。
2013年「光と影の旅人 藤松博展 −戦後美術の一断面−」(松本市美術館)を開催。
- [個展]
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1953年 「藤松博個展」(タケミヤ画廊/東京)
1961年 「藤松博個展 &THE CITY&」(ニューヨーク・日本クラブ)
1997年 「MASK 藤松博未発表作品展」(財団法人 工芸学会・麻布美術工芸館/東京)
2013年 「光と影の旅人 藤松博展 −戦後美術の一断面−」(松本市美術館/長野県)
2017年 「ポップステップ ポロックにアタック!! 藤松博展」(ギャラリー川船・加島美術/東京)
- [その他の展示]
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1949〜50、52〜58年 読売新聞社主催「日本アンデパンダン展」(東京都美術館/東京)
1957年 「前衛美術の15人展」(東京国立近代美術館/東京)
1963年 「第7回日本国際美術展」(東京都美術館/東京)
1972年 「戦後日本美術の展開 具象表現の変貌」(東京国立近代美術館/東京)
1981年 「1950年代−その暗黒と光芒」(東京都美術館/東京)
「1960年代−現代美術の転換期」(東京国立近代美術館/東京)
1982年 「第1回現代芸術祭 瀧口修造と戦後美術展」(富山県立近代美術館/富山県)
「現代美術の展望−油絵展」(富山県立近代美術館/富山県)
1984年 「現代絵画の20年」(群馬県立近代美術館/群馬県)
「アメリカに渡った美術家たち展」(長野県信濃美術館/長野県)
1996年 「日本の美術 よみがえる1964年」(東京都現代美術館/東京)
「1953年 ライトアップ −新しい戦後美術像が見えてきた」(目黒区美術館/東京)
1998年 「戦後日本のリアリズム 1945-1960」(名古屋市美術館/愛知県)
2001年 「戦後美術の断面 馬場彬とサトウ画廊の画家たち」(秋田県立近代美術館/秋田県)
2005年 「開館10周年記念 東京府美術館の時代1926-1970」(東京都現代美術館/東京)
2007年 「松本平の近代美術 −美術館を夢見た作家たち−」(松本市美術館/長野県)
「シュルレアリスムと美術 イメージとリアリティーをめぐって」(宇都宮美術館/栃木県、豊田市美術館/愛知県、横浜美術館/神奈川県)
「美術にみる花火 −広重から現代まで−」(いわき市立美術館/福島県)
2021年 「線のカタチ –Linework-」 √K Contemporary
[出版物]
1974年 月刊「新潮」1月号〜12月号表紙絵(新潮社)*5月号表紙絵
1975年 月刊「新潮」1月号〜12月号表紙絵(新潮社)*1月号、3月号表紙絵