Live Performance | Ryosuke Kiyasu×Momose Yasunaga×天鼓×Gil Kuno

EVENT

ギル久野の個展「::: Unsound Frequencies :::」の最終日、6/21(土)にクロージングイベントとして、ライブパフォーマンスを開催します。会期中最後のライブとなる今回、ソロ・スネアドラム奏者として国内外で活動するRyosuke Kiyasu、そしてモジュラーシンセ奏者 Momose Yasunaga、ヴォイス・パフォーマー 天鼓(TENKO)が出演します。

日時: 6月21日(土)19:00 – 20:30
観覧料:事前予約 1000円/当日 1500円
出演:Ryosuke Kiyasu/Momose Yasunaga/天鼓/Gil Kuno

本イベント前、17:00 – 18:30まではギャラリートークを開催します。

併せてご参加ください!

ギャラリートーク詳細はこちら

 

【ゲストのご紹介】

Ryosuke Kiyasu
Ryosuke Kiyasuは、2003年から活動を続ける革新的なスネアドラム・ソロイストであり、打楽器表現の概念を塗り替えてきました。2018年ベルリンでの演奏は2300万回以上再生され、BBC News や VICE で取り上げられるなど大きな話題を呼びました。また、ノイズグラインド・デュオ SETE STAR SEPT、自身率いる Kiyasu Orchestra、さらには灰野敬二率いるバンド 不失者(Fushitsusha) のドラマーとしても知られ、カナダのカルト・ハードコアバンド The Endless Blockade を共同設立するなど、多方面で活躍しています。
2022~24年にかけては、世界最大級のクラシック打楽器祭 Überschlag、フィンランドの Outsider Art Festival、Dr. Martens Fest など欧州の主要フェスで立て続けに招聘。2023年にはエディンバラ・アートフェスでのパフォーマンス映像が美術界でも話題となり、スウェーデンのファッションブランド Our Legacy とのコラボラインも実現しました。
ソロ作品からバンド名義まで 200作以上 のリリースを重ねながら、極限のダイナミクスとフィジカルな演奏でスネアドラムを主役に押し上げ、世界各地でオーディエンスを魅了し続けています。

 

天鼓 (TENKO)
ヴォイス黎明期の80年代から世界のアーティストたちに多大な影響を与えてきた。声を使って音楽するということを「ヴォーカル」でなく「ヴォイス」という分野で確立させた。
80年代のニューウェイブシーンで国内でバンド活動を開始。NYの即興演奏に触発されソリストとしてもヨーロッパやNYを中心にツアー。85年のメールス・ジャズ・フェス(ドイツ)以降、世界20カ国以上でのフェスティバルに招聘される。ライブ演奏、CD製作を中心に活動中。2024年より東京にて女性インプロヴァイザーのフェスティバル”Frill”主宰。藤井郷子、中村としまるとのトリオ「天藤丸」のCDがこの秋リリース。現在、灰野敬二とのCD『往復書簡』制作企画中。
大友良英は天鼓について「声を楽器に近づけるのではなく、より肉体に近づけるスタンス。あるいは声と肉体の関係を音楽のクリシェを介さずに見つめる視点。’彼女以前’と’以降’とでは、欧米における即興ヴォイスそのものの質が大きく変質した」と語っている。
90年代の7年間、英国のエマソンカレッジに留学。シュタイナーのアントロポゾフィーを基盤としたアートや空間認識エクササイズを学ぶ。

Momose Yasunaga
モジュラーシンセ奏者。モジュラーシンセに声や朗読、楽器を取り込み、抽象音と具体音の織り合わさった夢と日常の境界を探る。ノスタルジックなメロディーと、エクスペリメンタルなサウンドを融合したアンビエントサウンドが特徴。東京を拠点にライブパフォーマンス、および音源制作を行う。PURRE GOOHNより『Body In Ether』『Listen in a Cool Room』をリリース。音楽イベントのほか、岡山芸術交流、DOMMUNEなど、音楽と芸術を縦断したステージで精力的にライブ活動を展開。2024年にはフィンランドおよびベルリンを巡るヨーロッパツアー、北京Moduralr Commune、2025年にはデンマークツアーに出演。