Gallery Talk|藤幡正樹×丹原健翔×Gil Kuno
ギル久野個展最終日となる6/21(土)に、80年代初頭から先進的は作品を発表してきたメディアアートのパイオニア、藤幡正樹氏、そして若手のキュレーターとして活躍する丹原 健翔氏をお招きしたトークイベントを開催します。ぜひご参加ください!
日時:6月21日(土)17:00 – 18:30
ゲスト:藤幡正樹氏 / 丹原 健翔氏 / Gil Kuno
会場:√K Contemporary 2F
参加費:無料
また、トークイベント終了後、19時よりライブパフォーマンス(有料イベント)を行います。
併せてご参加ください!ライブパフォーマンスの詳細はこちらから!
【ゲストのご紹介】
藤幡正樹|Masaki Fujihata
日本のメディア・アートのパイオニア。80年代は「Mandala 1983」などのコンピュータ・グラフィックス作品、その後「Geometric Love」等の彫刻作品を経て、90年代は「Beyond Pages」などのインタラクティブ・アート作品を制作。同時期の1996年にネットワークをテーマにした作品「Global Interior project」で、アルス・エレクトロニカ・ゴールデンニカ受賞。2000年に入って、「Morel’s Panorama」「無分別の鏡」「Ruska’s Room」「Eternity of Visions」等のイメージと仮想空間の問題を扱ったインスタレーション作品を展開するが、同時に、より公共性の高いプロジェクト方の仕事をはじめる。2001年に始まった、GPSを使ったフィールドワーク・シリーズは、「Field-work@Hayama」から、「Field-work@Alsace」、そして2012年の「Voices of Aliveness」まで展開する。2018年には香港で、また2022年にはロスアンゼルスで、歴史をテーマとした大型のARのパブリック・アート・プロジェクト「BeHere / 1942」を実現。ここ数年は、「Brave New Commons」「My First Digital Data」と、NFTを扱ったプロジェクトを展開している。
受賞多数。90年代から慶應義塾大学環境情報学部、東京藝術大学美術学部、大学院映像研究科で教鞭を取る。東京藝術大学名誉教授。2017年以降、オーストリア、リンツ美術大学、香港バプティスト大学、ロスアンゼルスのUCLAなどで客員教授。
丹原 健翔|Kensho Tambara
1992年東京生まれ。作家、キュレーター、アマトリウム株式会社代表。ハーバード大学美術史学科卒業。展覧会の企画・批評・制作・制度設計にわたり多角的に活動し、芸術の表現と言語、社会との回路を再設計する実践を行っている。現代美術、工芸、建築、企業文化事業、教育プログラムなど、分野横断的な企画を通じて、文化の制度と個人表現の間にある摩擦や翻訳不可能性をひとつの創造の契機として、新しい語りと経験の形式を提案する。主な企画に『凸版印刷 GEMINI Laboratory Exhibition:デバッグの情景』(2022、ANB Tokyo)、『無人のアーク』(2023、大阪関西国際芸術祭)、『Back to Thread 糸への回帰』(2023、FUJI TEXTILE WEEK)、『循環する宮殿』(2024、Mikke Gallery)、『竹中工務店 たてものめがね まちめがね展 宇宙から虫まで、縮尺で考える建築の見方』(2025、VS.) など。その他に、一般社団法人オープン・アート・コンソーシアム代表理事、東京工芸大学非常勤講師、アートスペース「ソノアイダ」キュレーターなど。
*photo : 野本ビキトル(METACRAFT)提供:e-vela.jp