

「物質の言い分 / What Matter Says」(Curated by Akihiro Hasegawa)
会期|2026年10月24日(土)- 11月21日(土)
オープニングレセプション|2026年10月24日(土)17:00–19:00
会場|√K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)
開廊時間|13:00–19:00
休廊日|日・月
参加作家|井村一登、袁方洲、岡﨑龍之祐、川羽田匠登、辻一徹、長谷川彰宏
企画・キュレーション|長谷川彰宏
主催|√K Contemporary
協力|AKIINOUE
2026年10月24日(土)から11月21日(土)にかけて、作家・長谷川彰宏の企画・キュレーションによるグループ展「物質の言い分 / What Matter Says」を開催いたします。
井村一登、袁方洲、岡﨑龍之祐、川羽田匠登、辻一徹、長谷川彰宏という全く異なるメディウムを用いた作家たちが集結する本展。それぞれが素材と向き合い、その特性を活かしながら自身の芸術へと昇華するアーティストたちがどのように共鳴しあうのか、ぜひご高覧ください。
■ 本展について
本展に参加する6名の作家は、それぞれ異なる特徴的な素材や方法を用いながら、ものと人、身体と空間、可視と不可視のあいだに生まれる関係を探っています。素材は、作家の意図に従うだけの受動的なものではありません。割れ、光を曲げ、重力に従い、人間の力を超え、ときに作家の意思を裏切りながら、想定外の表現や意味を導くことがあります。
一方で、彼らの制作は物質そのものに閉じているわけでもありません。素材との長い対話を経て、記憶や祈り、時間、他者の存在、物語や神聖性を編み込んでいます。
本展では、物質と精神、作品と空間、意味と意味以前のあいだを往復しながら手を動かし続ける、6名の実践を紹介します。
長谷川彰宏
■ ギャラリーコメント
本展は、アーティスト 長谷川彰宏が企画・キュレーションする初の企画展です。
普段、平面という限られた領域を埋めながら作品をつくる長谷川が、その外側に広がる空間や、そこに存在する「もの」に目を向けた構成となっています。
壁面にある作品と床に置かれた作品、物質と物質、そのあいだに残される余白。それぞれが同じ空間に存在することで、互いに作用し、押したり引いたりしながら、ひとつの均衡が生まれていく。本展のタイトル「物質の言い分」はそんな作品と空間の関係を、作家ならではの視点から捉えた言葉なのでしょう。作品を「見る」人間の側からではなく、そこに置かれた「もの」の側から空間を考えてみる。
本展では、長谷川が惹かれた作家たちの作品が、それぞれの素材、それぞれのかたち、それぞれのあり方で、同じ空間に居合わせます。それぞれの「物質」には、どんな言い分があるのか。ぜひ会場で感じ取っていただければ幸いです。
亀山いち子
√K Contemporary
■ Events
会期中、関連イベントの開催を予定しております。詳細が決まり次第、随時webおよびSNSにてお知らせいたします。
IMAGES
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井村一登 《window-ordered from "opticalverse"》(2024) 62.5×48×10cm×3pc アクリルミラー、ガラスミラー、LED
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袁方洲 《集合体II》(2025) 63×65×82cm 玻璃 <参考作品>
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岡﨑龍之祐 《Peace Flame》(2024 )300 x 700 x 220 cm Velour fabrics, Polyester Bone, ABS Plastic, Stainless <参考作品>
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川羽田匠登 《P³emotion》(2026) 50×110×120cm アルミニウム、アクリル、ステンレス
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辻一徹 《FORM L-07》(2025)57×72×24 cm steel, aluminum, brass, LED, wax, pigments, acrylic <参考作品>
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長谷川彰宏 《Sutra-R》《Sutra-G》《Sutra-B》(2025)各145×45cm Oil on acrylic panel and wooden panel <参考作品>
ARTISTS

1990年京都市生まれ。
2015年京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。
2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
自身の内面は自身のみが知り、自身の外見は他者にしか見えない。
鏡像や写真は外見の再現 (re-presentation) の像であり、それ自体ではない。
つまり内面、外見を双方向から知る存在がいないことに興味を持ち、
自身を内包させた鏡を他者に見せることをテーマに制作を行う。
光学機器や映らない鏡、魔鏡、黒曜石、回転液体鏡など、素材や技法を横断し、
現代の科学・工業史から神話や祭祀まで、人と鏡の関係性の変遷を追う。
近年は『ナルキッソスの救済』をテーマに自己愛や自家受粉をめぐる制作を行う。
主な展示に、個展commission work(Kanda & Oliveira/千葉/2024年)、国際芸術祭「あいち」地域展開事業「底に触れる 現代美術 in 瀬戸」(瀬戸市新世紀工芸館/2024年)、マツモト建築芸術祭 (松本市/長野/2022年、2023年)

1990年京都市生まれ。
2015年京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。
2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
自身の内面は自身のみが知り、自身の外見は他者にしか見えない。
鏡像や写真は外見の再現 (re-presentation) の像であり、それ自体ではない。
つまり内面、外見を双方向から知る存在がいないことに興味を持ち、
自身を内包させた鏡を他者に見せることをテーマに制作を行う。
光学機器や映らない鏡、魔鏡、黒曜石、回転液体鏡など、素材や技法を横断し、
現代の科学・工業史から神話や祭祀まで、人と鏡の関係性の変遷を追う。
近年は『ナルキッソスの救済』をテーマに自己愛や自家受粉をめぐる制作を行う。
主な展示に、個展commission work(Kanda & Oliveira/千葉/2024年)、国際芸術祭「あいち」地域展開事業「底に触れる 現代美術 in 瀬戸」(瀬戸市新世紀工芸館/2024年)、マツモト建築芸術祭 (松本市/長野/2022年、2023年)

1995年中国遼寧省生まれ。茨城県を拠点に活動。2018年清華大学美術学院工芸学科ガラス専攻卒業。2024年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻博士後期課程修了、博士(美術)。ガラスを主な素材とし、人・もの・自然の関係性をテーマに制作する。ポスト・ミニマリズムや仏教などの東洋思想に影響を受けている。窯で焼成する過程で偶然に生まれるかたちを、素材そのものがもつ「意識」の表れとして作品に取り込む。主な個展に「くろの結界」(kuma gallery、2023年)、中間体 Intermediary compound(Tokyo International Gallery、2021年)、「HETEROTOPIA」(Blank gallery、2024年)。第24回岡本太郎現代芸術賞展入選、第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)入選。
2018 清華大学美術学院 工芸学科ガラス専攻卒業
2018- 日本ガラス工芸協会 ユース会員
2021 東京藝術大学大学院美術研究科 工芸専攻 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究分野 修士課程修了
2021- 東京藝術大学大学院美術研究科 工芸専攻 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究分野 博士号取得

1995年中国遼寧省生まれ。茨城県を拠点に活動。2018年清華大学美術学院工芸学科ガラス専攻卒業。2024年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻博士後期課程修了、博士(美術)。ガラスを主な素材とし、人・もの・自然の関係性をテーマに制作する。ポスト・ミニマリズムや仏教などの東洋思想に影響を受けている。窯で焼成する過程で偶然に生まれるかたちを、素材そのものがもつ「意識」の表れとして作品に取り込む。主な個展に「くろの結界」(kuma gallery、2023年)、中間体 Intermediary compound(Tokyo International Gallery、2021年)、「HETEROTOPIA」(Blank gallery、2024年)。第24回岡本太郎現代芸術賞展入選、第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)入選。
2018 清華大学美術学院 工芸学科ガラス専攻卒業
2018- 日本ガラス工芸協会 ユース会員
2021 東京藝術大学大学院美術研究科 工芸専攻 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究分野 修士課程修了
2021- 東京藝術大学大学院美術研究科 工芸専攻 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究分野 博士号取得

1995年広島県生まれ。2021年、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。東京を拠点に、人間と自然の境界線や生命の循環をテーマとして、布を用いた彫刻作品を中心に国内外で発表している。2024年にはメトロポリタン美術館の「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion」に参加し、作品が同館コスチューム・インスティテュートに収蔵。2025年にはヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で《JOMONJOMON》が展示・収蔵され、大阪中之島美術館「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」にも参加した。2022年LVMHプライズ ファイナリスト、2023年Forbes 30 Under 30 Asia選出。領域や枠組みにとらわれない制作を通して、現代における新しいアートの可能性を探求している。

1995年広島県生まれ。2021年、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。東京を拠点に、人間と自然の境界線や生命の循環をテーマとして、布を用いた彫刻作品を中心に国内外で発表している。2024年にはメトロポリタン美術館の「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion」に参加し、作品が同館コスチューム・インスティテュートに収蔵。2025年にはヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で《JOMONJOMON》が展示・収蔵され、大阪中之島美術館「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」にも参加した。2022年LVMHプライズ ファイナリスト、2023年Forbes 30 Under 30 Asia選出。領域や枠組みにとらわれない制作を通して、現代における新しいアートの可能性を探求している。

2001年埼玉県加須市生まれ。2024年多摩美術大学美術学部工芸学科金属プログラム彫金コース卒業、2026年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻鍛金修了。武士が甲冑を纏うことで威厳を示したように、装身具が単なる装飾を超えた「情報の媒体」として果たしてきた役割に着目し、装着者の言葉にできない感情を可視化する装身具を通して、新たなコミュニケーションの可能性を探る。奏者の息と感情が増幅される金管楽器のホーンをモチーフに、目・耳・口にまつわるコミュニケーションの悩みを可視化する装身具シリーズ《P³emotion》を制作。2024年日本現代工芸美術展 現代工芸賞、2025年東京藝術大学 安宅賞、2026年同 買上賞受賞。作品は東京藝術大学に収蔵されている。
2001 埼玉県加須市生まれ
2024 多摩美術大学美術学部工芸学科 金属プログラム彫金コース 卒業
2025 現代工芸美術家協会 会友
2026 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻鍛金 修了

2001年埼玉県加須市生まれ。2024年多摩美術大学美術学部工芸学科金属プログラム彫金コース卒業、2026年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻鍛金修了。武士が甲冑を纏うことで威厳を示したように、装身具が単なる装飾を超えた「情報の媒体」として果たしてきた役割に着目し、装着者の言葉にできない感情を可視化する装身具を通して、新たなコミュニケーションの可能性を探る。奏者の息と感情が増幅される金管楽器のホーンをモチーフに、目・耳・口にまつわるコミュニケーションの悩みを可視化する装身具シリーズ《P³emotion》を制作。2024年日本現代工芸美術展 現代工芸賞、2025年東京藝術大学 安宅賞、2026年同 買上賞受賞。作品は東京藝術大学に収蔵されている。
2001 埼玉県加須市生まれ
2024 多摩美術大学美術学部工芸学科 金属プログラム彫金コース 卒業
2025 現代工芸美術家協会 会友
2026 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻鍛金 修了

2001年東京都出身。2026年に東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、現在は東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻に在籍。家具、道具、建築に通じる構成や構造への関心を起点に、モノ・身体・空間の関係を探る作品を制作する。工芸的手法を用いてその質感や重さに触れながら素材と対話し、その中に内包している生々しい感覚を探る。手作業と機械作業を往復するプロセスをたどりながら、身体感覚や即興性を強く反映させ、いくつものピースを一つの形へと組み上げていくような構成を実践している。
主な展覧会に「in the pocket」(biscuit gallery、東京、2025年)、「KUMA experiment 2023-24」(クマ財団ギャラリー、東京、2023年)など。コミテコルベールアワード2022 グランプリ選出。公益財団法人クマ財団7期生。

2001年東京都出身。2026年に東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、現在は東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻に在籍。家具、道具、建築に通じる構成や構造への関心を起点に、モノ・身体・空間の関係を探る作品を制作する。工芸的手法を用いてその質感や重さに触れながら素材と対話し、その中に内包している生々しい感覚を探る。手作業と機械作業を往復するプロセスをたどりながら、身体感覚や即興性を強く反映させ、いくつものピースを一つの形へと組み上げていくような構成を実践している。
主な展覧会に「in the pocket」(biscuit gallery、東京、2025年)、「KUMA experiment 2023-24」(クマ財団ギャラリー、東京、2023年)など。コミテコルベールアワード2022 グランプリ選出。公益財団法人クマ財団7期生。

1997年三重県生まれ。東京を拠点に活動。天台宗系の寺院に生まれ、2009年に得度し、2019年に天台真盛宗 西教寺にて四度加行満行。2024年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。感情、思想、身体、そして生命の存在に対して俯瞰した視点を持つ作品群には、根幹をなす仏教思想から得た独自の姿勢が垣間見え、死生観や人間の存在そのものを問いかける。幼少期から“光”に視覚的にも思想的にも強く惹かれてきた原体験を作品に落とし込んでいる。クマ財団第5期生。2022年に初個展「よもぎとコンプ」(√K Contemporary)を開催。2024年には√K Contemporaryにて大規模個展「長谷川彰宏展」、Nanjo Selection第6弾としてN&A Art SITEにて個展「無量光」を開催。「VOCA展2025」(上野の森美術館)、Chaumet「THE ART OF COLOUR」(2025年)、FUJI TEXTILE WEEK 2025など数々の展示に参加している。(Profile photo: Ryu Hatakeyama)

1997年三重県生まれ。東京を拠点に活動。天台宗系の寺院に生まれ、2009年に得度し、2019年に天台真盛宗 西教寺にて四度加行満行。2024年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。感情、思想、身体、そして生命の存在に対して俯瞰した視点を持つ作品群には、根幹をなす仏教思想から得た独自の姿勢が垣間見え、死生観や人間の存在そのものを問いかける。幼少期から“光”に視覚的にも思想的にも強く惹かれてきた原体験を作品に落とし込んでいる。クマ財団第5期生。2022年に初個展「よもぎとコンプ」(√K Contemporary)を開催。2024年には√K Contemporaryにて大規模個展「長谷川彰宏展」、Nanjo Selection第6弾としてN&A Art SITEにて個展「無量光」を開催。「VOCA展2025」(上野の森美術館)、Chaumet「THE ART OF COLOUR」(2025年)、FUJI TEXTILE WEEK 2025など数々の展示に参加している。(Profile photo: Ryu Hatakeyama)







