田原 桂一 展「存在」
会期 | 2023年6月17日(土) ~ 7月15日(土) *日・月 定休
会場| √K Contemporary(東京都新宿区南町6)
出展作品| 約45点
主催| √K Contemporary
協力| BUILT.LTD/田原博子、Photographer 松浦文生
*メイン画像|「Bordeaux-11」 (1980年撮影) ゼラチンシルバープリント 122×177cm
√K Contemporaryでは、2023年6月17日(土)~7月15日(土)にかけて、日本を代表する写真家 田原桂一の個展「存在」を開催いたします。田原桂一は、1971年に渡仏、日本とは異なるヨーロッパの「光」に魅せられ、以降2006年までフランスを拠点に活動、写真のみならず建築や彫刻といった多岐に渡る表現で活躍しました。
本展では、田原桂一が1978年から1980年にかけてダンサー、田中泯と共に「光と身体」の関係性に取り組み、まさに身体と光が光合成をするかのような「Photosynthesis」シリーズの作品群を出展いたします。また、地下の空間では、クリスチャン・ボルタンスキーやヨーゼフ・ボイスなど、世界的な巨匠を被写体にした「Portrait」シリーズを展示し、名前や作品を知る彼らの人間としての「存在」を新たに発見するような作品群をご紹介いたします。表現者と表現者が対峙した時に生じる緊張感、人間と人間の関係性、そして光。田原桂一がとらえた人間の「存在」を是非ご覧ください。
表現者たちは自身のアイデンティティを最も効果的に表せる術(身体、技術、感性、空間など)を使い、いつの時代も対峙する者に何かを投げかけてくる。
本展は、田原桂一という芸術家が田中泯という表現者と極限の緊張感のもと、互いの感覚をぶつけ合い生まれたある種の化学反応の塊であり、見るものを惹きつけてやまない。
そこには身体、光、影、空気、音、気概、全てのものが確かに存在し続けている。
— 加島林衛
IMAGES
ARTISTS
1951 – 2017年。京都府生まれ。1971年に渡仏、そこで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。77年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル大賞を受賞、一躍世界的な脚光を浴び、日本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を開く。以後、木村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など受賞を重ねてきた。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントとして数多くの広告、企画を手掛ける。プラハ国立美術館にて、舞踊家 田中泯を被写体としたシリーズ「Photosynthesis 1978-1980」の世界初となる大規模な展覧会が開催された。(IMA Onlineより転載:https://imaonline.jp/imapedia/keiichi-tahara/)
1951 – 2017年。京都府生まれ。1971年に渡仏、そこで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。77年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル大賞を受賞、一躍世界的な脚光を浴び、日本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を開く。以後、木村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など受賞を重ねてきた。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントとして数多くの広告、企画を手掛ける。プラハ国立美術館にて、舞踊家 田中泯を被写体としたシリーズ「Photosynthesis 1978-1980」の世界初となる大規模な展覧会が開催された。(IMA Onlineより転載:https://imaonline.jp/imapedia/keiichi-tahara/)